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ミミログ

ミミヨリなジョウホウをアナタに。

【漫画】CITY/あらゐけいいち:ドタバタコメディ、あるいはガールズ・ラン・コメディ

先日、「日常」あらゐけいいちさんの新作「CITY」が発売されました。

「日常」と「CITY」……どことなく似た印象の言葉です。

読んでみると、ハイ。あらゐけいいちさんの世界でした。

 

ということで、今日は「CITY/あらゐけいいち」について紹介します。

 

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それ町」っぽさがある

 

 

 

1.どんな漫画?:ドタバタコメディ、あるいはガールズ・ラン・コメディ

ジャンル:ガールズ・ラン・コメディ

作者:あらゐけいいち(代表作は「日常」

連載:モーニング、2016/09~

既巻:1巻

あらすじ:

とあるCITY(街)に住む主人公・南雲と、街に住む人々の描くドタバタコメディ。

 

……まさか、あらすじが1行で終わるとは。

けど、本当にそれ以上でもそれ以下でもなく。

「ドタバタコメディ」。1行どころか、その1言につきます。

 

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あらゐけいいち」は英語表記だと「arawi keiichi

 

2.感想:それは、知らない街を散策するような

2-1.「平和な世界」という大前提

どこまでもあらゐけいいちさんのお話でした。

 

ゆるい笑い、ほほえましい笑い、シュールな笑い。

共通しているのは、どれも気取らない、安心できる笑いであること。

 

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あらゐ節全開です

 

平和なんですよね、とにかく。

この世界に悪人はいないのだという安心感があります。

 

2-2.「日常」よりも少し入り組んだ「CITY」

本作冒頭の見開きです。

 

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雑然としていますが、ここに描かれているキャラクターはモブではありません

正確には、扱いはモブだとしても、きちんと顔(設定)があります。

 

1話で道を歩いているキャラクターが、後の話でまた出てくる。

当然です。

彼彼女らはみな、このCITYに住んでいるのですから。

――そんなあらゐけいいちさんの言葉が聞こえてきそうです。

 

また、街の地図も設定として決まっているのでしょう。

 

このあたりは読み込めば読み込むほど、楽しめるはず。

日常系の代表作・「それでも町は廻っている/石黒正数」とも似ていますね。

 

読み進めるにつれ、各キャラクターのつながりがわかっていく。

まるで知らない街を散策しているような感覚がこの作品の魅力だと思います。

 

2-3.前作「日常」とのちがい

「日常」と「CITY」は似ています。同じあらゐけいいちの世界」です。

しかし、実は話しづくりの大前提が異なるのではないか、と思いました。

 

「日常」は、主人公・ゆっこを中心に、話やキャラクターが広がっていくイメージ。

一方、「CITY」は「街ありき」で、随所にカメラを向けていくイメージです。

 

このちがいがどう作品に影響するのか、今後も気にしていきたいですね。

 

3.今日のミミヨリバナシ:CITY2巻は4月発売

2ヶ月連続刊行だそうで。

 

最近はこの手法が多いですね。

熱が冷めるまえに2巻を買ってもらう、ということなのでしょう。

読者としてもうれしいですが、作家さんの負担も少なくなさそうだな、と思ったり。

 

のんびりと楽しみたいです。

 

 

CITY(1) (モーニング KC)

CITY(1) (モーニング KC)

 

 

 

以上、「CITY/あらゐけいいち」の紹介でした。

読むきっかけとなれば幸いです。

 

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